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2008-03-23 01:14 | カテゴリ:レビュー(エッセイ)
ジャンル:小説・文学 テーマ:読書感想文
ゴトー式口説きの赤本 (講談社プラスアルファ文庫)ゴトー式口説きの赤本 (講談社プラスアルファ文庫)
(2004/12)
後藤 芳徳

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 ネタ本です。でも、本当にモテるかもしれない実践本。侮ってはいけない!(多分!)

 作者は後藤芳徳さん。風俗店を経営し上場させた、まさにその道の実力者。
 この本には、「こうすればモテる」という鉄則のようなものは書かれていません。「なぜモテないのか」という自己分析から始まります。モテない男はどうしてモテない? それを自ら実感して、始めて次のステップ、つまりモテる男になれるというわけです。

 モテない男の最たる原因として日常生活における女性との会話不足をあげています。
 モテる、モテない以前に、相手の言動に注意しない、自分をうまく伝えられないという根本的な問題です。対女性アガリ症をどうしたら治せるのか、後藤さんが示す対処策はなかなか荒療治なのですが、どれもが説得力のあるものでした。
 例えば「良い人はやめなさい」と言うものがあります。つまり、「良い人」に自分を落ち着けていることが、コミュニケーションをする上での妥協に繋がっていませんか?という問いなのです。だから、「良い人」でいるくらいなら、いっそ悪人になって自分への甘さと言い訳を捨てちまいなさい、と言っています。
 考え方は人それぞれですが、自分が「良い人だ」と思い込んでいた一部読者にとって、これは強烈なパンチです。

 実際に、女性とのコミュニケーションが取れるようになったらいよいよ次のステップ。「好きな女を口説く」ためにはどうするか!
 「心のコップ」というキーワードを元に、後藤さんならではの女性の心理学が展開します。
 相手の心のコップが伏せられている状態。ここに水を入れるためにはあなたはどうするべきなのか。
 そのためには「コップを裏返すこと」と「コップに水を注ぐこと」が必要になってきます。女性はコップの「裏返され方」にどんな方法を求めているのか、どのタイミングを求めているのか。注意深く相手を見ることと、自分の気持ちを客観視できる冷静さ。相手との呼吸をあわせる間合い。それぞれに対し、その重要性を経験から述べて、やはり実践を促しています。

 この本の面白いところは、結論を急がず、読者に実感からの理解を求めている点です。
 そして、恋愛本とは名ばかりで、実はコミュニケーションの本質を考え、実践するための教養本となっているところ。読み進めていくうちに、この本の持つ含蓄深さと、味わい深さに唸ってしまいました。

 さて、実際に僕も実践してみました。
 「心のコップ」を意識して、一番好きな子の「コップを裏返してみよう」と話しかけてみたのです。
 結果は・・・残念無念なものでした(泣)

 理解するのは簡単ですが、習得するのはやはり難しそうです。
 でも、「コップ」を意識した方が、会話は俄然楽しめます。
 相手のコップをうまく裏返し、綺麗にビールをついで、気持ちよくなってもらう。この一連の動作は、ぜひ身に付けたいですよね。どうしたら楽しく会話ができるのか、悩む人はぜひ読んで、実践してみてください。
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