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26日、春のセンバツ出場32校が決定。昨日(27日)、毎日新聞の1面で野球帽子を高く掲げて走る選手達の写真が掲載されていました。
嬉しそうに走っているのは、都留高校(山梨)のナイン達。21世紀枠で出場が決定した2校の1つです。
「都留」という地名を聞いて僕が連想するのは姉。姉は都留の大学で現在小学校の教師を目指して勉強中です。
その姉が、この前うちへ帰ってきた時に「これ、おもしろいよ~」と薦めてくれたのが、なんと野球漫画でした。題名は「おおきく振りかぶって」
「巨人の星」の消える魔球や「ドカベン」の白鳥の湖、みたいな必殺技はまったく出てきません。そして一番の特徴は主人公が一番へにゃへにゃだということです。
だけど面白い。(そこが面白い?) 何なんだ、この漫画は(笑)
根性より工夫。必殺技よりチームワーク。
勝った負けたのストーリーというより、一回のゲームで選手ひとりひとりに焦点をあてて、試合の流れとともに変化するその心情を楽しむ、といった感じ。一球、一打に根拠があり、冒険があります。主人公の所属する西浦高校のナイン達は一試合を通して思考をめぐらし、成長を遂げていきますが、それと同じように相手高校の選手達も、よく考え、工夫を凝らして試合を動かしていきます。もしかしたら主人公が一番、考えてないかも(笑)
等身大の高校野球であり、高校球児達です。どっちが勝ってもおかしくないし、どっちも勝たせてあげたくなります。でも一番情けないのが主人公で、だからこんなにハラハラしながら読んでしまうのかもしれません。
野球をやらない私でも、白熱しながら読んでます。
「やっと出た!」と思って、一昨日買った最新、第7巻。
しかし、ああ・・・もう次が気になります(><)
そういえば姉は7巻買ったのかな? 次帰ってきた時に聞いてみよ。
読んだことのない人、ぜひお薦めです。
![]() | おおきく振りかぶって Vol.7 (7) ひぐち アサ (2007/01/23) 講談社 この商品の詳細を見る |
~あらすじ~
全国高校野球選手権、埼玉大会。西浦高校は昨年の県覇者・桐青高校相手に6回まで2対2の同点。三橋のストレートに手が出せない桐青ナインだが、徐々にその性質を見極めていく・・・
三橋・阿部のバッテリーはつかまってしまうのか? 桐青のエース・高瀬を切り崩せるか?
桐青戦、クライマックスの7巻目!
それにしても21世紀枠って、不思議ですね。
選んだ結果だけみれば頷けるんですが、じゃあ選考で落とされた学校はなんで落とされるのか・・・選考基準を試合結果のみにしない、という面白さがありますが、釈然としないものも残ります。都留、都城泉ヶ丘、頑張ってほしいです。
春のセンバツ3月23日開幕。
それまでに、「おおきく振りかぶって」読みましょう。そしてセンバツ観ましょう(笑)
面白さは、きっと累乗するはず(^ー^)
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